腰痛……痛くなって初めて分かる腰の重要性。普段何気なくしている悪い姿勢や習慣から、積み重なった疲労が、ふとした瞬間にある日突然牙を剥く。さてどうする!立ち上がる時やかかがむ時、靴下を履く時や寝る時まで、ありとあらゆる動作が苦痛に感じる。あぁ….あの時に…と思ってももう手遅れ。全て動作は腰から始まる腰に終わる。ここではぎっくり腰を3回体験済みの筆者が痛くなる前に、なった後の対応をお伝えをさせて頂きます。
腰痛を引き起こす疾患
原因が特定できるものはわずか15%(特異的腰痛)であり、直接障害するものと、直接傷害しないが神経に作用するもので大別されます。直接傷害するものに椎間板ヘルニアや脊柱狭窄症、がん転移、圧迫骨折などがあり、傷害しないものに胃潰瘍や子宮筋腫、大動脈解離など様々な臓器からの影響が挙げられます。そして、原因が特定できないもの(非特異的腰痛)は日々の姿勢や運動不足といった身体的なもののみならず、ストレスや不安、不眠も原因となることがあります。筆者のギックリ腰は非特異的腰痛のひとつで、筋肉の捻挫のようなものです。レントゲンを撮影しても、目立った病因がなかったので、コルセットを使用し安静にするよう指導されました。それでも1ヶ月程は通常通りには動けなかったと思います。
腰痛のレッドフラッグ
疾患に応じた鎮痛薬(西洋薬編)
疾患に応じた鎮痛薬(漢方薬編)
腰痛を緩和する日常生活
受診すべき診療科
まとめ